先日、動画配信サイトで「哀愁しんでれら」という映画を見ました。
この哀愁しんでれらですが、原作小説があるのかなと思ったら、カルチュア・エンタテインメントと蔦屋書店が主催する次世代のクリエイター発掘のための「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016」というコンペででグランプリを獲得した企画を基に映画化したとのことです。
原作があって、それが映画化されるのが最近は多い印象なので、オリジナル映画いいですね。
内容は、主人公小春が一生分の不幸が一気に来たと思えるほどひどい目にあって、途方にくれていたところ、開業医である大悟が線路に倒れており、それを救出する。
その縁から、小春はまるでシンデレラのように不幸のどん底から幸せの絶頂へ向かっていく。
大悟は心優しく、8歳の娘ひかりを愛し育てるシングルファザーだった。
小春は大悟、ひかるともに好かれ、大悟と結婚をするが……。
しかし小春は後に、社会を震撼させる凶悪事件を起こすことになったのであった。
本当は怖いグリム童話みたいなお話でした。
最初は楽しく見ていたんですけど、なかなか攻めた内容でしたね。
面白かったですが、後味が悪いタイプの映画でした。
こちらの映画を原案に、『暗黒女子』ので有名な秋吉理香子さんが哀愁しんでれらの小説を執筆されています。
タイトルは「哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ」となっていて、映画とは少し内容が異なるようです。
気になるから読んでみようかな。