愛とは計り知れない奥深さがあるもの

「ラブ、ヘルス、ジョブ、マニー」は私達が生きる上で密接な関わりがある事柄達です。人との関係を示す愛、生きることを謳歌するためにもなくてはならない健康、そして仕事、お金と大切だからこそ、これらのことで悩み考えることも多々あるものです。そして私がこの中で最も大切でもあり悩み深いものだと感じるものに「ラブ」があります。家族や友達、仕事仲間とあらゆる場面で愛情があるからこそ良い関係が保てるからです。しかしながら奥深いが故に、困難を強いられることも多いのが現実です。
以前友達と食事をしていた時に、愛情と憎しみと嫉妬についての話題になりました。憎しみとは、好きだからこそ生まれる愛情の裏返しという表現をしていました。彼女曰くどうでもいい相手に対して憎しみの感情など持たないそうです。好きという思いが捻じ曲がりながら形を変えていつしか、憎悪になるという意見はとても興味深かったです。確かに嫌悪が増幅することは、それなりの経緯があるだろうし強いパワーも必要です。そこまで突き詰めるということは、やはりどこかでその人を想う気持ちがあるのかもしれません。
友達との会話から今まで色々な小説を読んできた中で、嫉妬や憎しみをテーマにしたものが数多くあったことを思い出しました。小説の題材になるということは、それだけ多くの人々の心に宿る感情なのだと知ることができます。同時にこの難題と供に生きることは避けることができないこと現実なのかもしれないと考えるようになりました。そしてどんなに文明が発達して世の中が変わったとしても、これらの葛藤がある限り人の気持ちは変わらないことにどこか安堵してしまう自分がいることに気付かされました。

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