図書館へ足を運ぶ

物心ついた頃から、週末は図書館に通っていた記憶があります。当時は宇宙や魚が好きで、まず向かうのはそれらのコーナー。いつの間にか場所を覚えて一人でも行けるようになり、送迎してくれた父母をそっちのけで一人で楽しんでいたことでしょう。年を少し重ねれば、占いの本や、なぜか名付けの本のコーナーにも足を運ぶようになり、自分のことながら小さい頃の本の好みがよくわかりません(笑)
学生時代は図書館で夏休みの宿題もやったりしてなんだかんだ利用していましたが、最近は借りたい本がある時ぐらいしか利用しなくなりました。それも最寄りの図書館ではなく、蔵書の多い図書館で、数回使うかも分からない図書カードを作って。図書館より本屋さんに出向くことが多くなったのは、小さい頃より経済的余裕が出来たからでしょうか。足繁く通っていた子供の頃を思うと、なんだか少し切ない気持ちになります。
思い立って先日、数回しか利用してない大きな図書館に行きました。驚いたのは点字で書かれた本が多くあったことです。子供の頃ももしかしたら置いてあったかもしれませんが、大人になってから本の種類と多さに改めて気が付きました。今ではお店の店頭に並んでいないような本もたくさんあります。今だから感じる『図書館の楽しみ方』を大切にしたいと思いました。

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